よくわかるレスベラトロール基本のキ
ここではレスベラトロールの種類による違いについて説明。また、似た作用を持つパインリグニンについても紹介しています。
一口にレスベラトロールといっても実はその構造によりいくつかの種類があります。期待できる効果にもそれぞれ違いがありますのでよく理解しておくことが重要です。
研究により高い抗酸化力やサーチュイン遺伝子を活性化させることが明確にわかっているのはトランス型レスベラトロールのみになります。
安定した分子構造を持っていて人工的に量産が可能なため赤ワイン由来のサプリメントとしてよく使用されています。
トランス型レスベラトロールとは違って、太陽光や酸化、高温などにより不安定な状態になるのがシス型レスベラトロールです。
実験過程で変質してしまうため、あまり研究が進んでおらずトランス型のような抗酸化力があるかどうかよくわかっていません。
レスベラトロール分子が2つ結合した構造になっているものを言います。原料として植物のメリンジョに含まれており、強い抗酸化力を持っていると言われています。
正確にはレスベラトロール類に属するもので動脈硬化防止や生活習慣病の予防など医学的な有用性が期待されていますがまだ研究初期段階です。
以上のようにレスベラトロールにはいくつかの種類がありますが、マウスを使った動物実験などで効果が明らかになっているのはトランス型レスベラトロールだけになります。
サプリメントを選ぶ際には成分表示にトランス型と明記されているものを選ぶのがよいでしょう。
レスベラトロールはサーチェイン遺伝子(長寿遺伝子)を活性化する効果で一躍注目を浴びるようになりましたが、それと似た作用を持つ成分としてパインリグニンがあります。
リグニンは不溶性食物繊維で活性酸素を除去し、細胞の損傷や老化を防ぐ働きがあるとされていますが、松かさ(松ぼっくり)から抽出されたリグニンのことをパインリグニンと呼び特許成分となっています。
パインリグニンは、東京理科大学の田沼靖一教授によりサーチュイン遺伝子を活性化させる働きがあることが発見され、その効果はレスベラトロールの3倍以上であることが分かっています。
10トントラックいっぱいの松かさからわずか300gしかパインリグニンを採ることができないので非常に希少性が高く、精製も困難なので貴重な成分と言えます。
レスベラトロールに長寿効果を求めるのであれば、これからはパインリグニンという成分にも注目すべきでしょう。
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