よくわかるレスベラトロール基本のキ

血の流れをよくする

ここでは血流改善を促して動脈硬化を予防するレスベラトロールの働きについて解説しています。

血管の炎症を抑え動脈硬化進行をストップ

緑の画像

レスベラトロールの重要な働きの一つに動脈硬化予防があります。血管の炎症を抑えたり血管を拡張して血流を促進する効果があるのです。

動脈硬化とは文字どおり動脈がかたくなること。中性脂肪が血管内に溜まって進行すると心臓に大きな負担がかかり高血圧、心肥大、心不全などの心疾患を引き起こします。

また、血管が狭くなって詰まると心筋梗塞、狭心症、脳梗塞を発症し、血管が破れれば脳出血の危険もあります。つまり動脈硬化を制することができればあらゆる疾患を予防することにつながります。

動脈硬化の初期段階には血管の炎症が見られます。脂肪摂取時に白血球が活性化すると血管を傷つけて炎症を起こしてしまうのです。

実験によりレスベラトロールにはこの白血球の活性化を抑える働きがあることがわかりました。

成人男性10人を対象に脂肪の単独摂取とレスベラトロール同時摂取を2回クロス調査を行ったところ、レスベラトロール摂取により白血球数の抑制効果が確認されたのです。

白血球数が減少することで血管の炎症が抑えられることになり、動脈硬化の進行を食い止めることができるというわけです。

血管を拡張して柔軟さを向上させる

レスベラトロールの動脈硬化予防に関する研究の中に血管拡張反応(FMD)に焦点を当てたものがあります。

FMDとは血管内皮がどの程度伸び縮みするか測る指標で、FMDの値が低くなると動脈硬化が発生しやすくなります。

この実験では被験者19人に異なる濃度のレスベラトロールのカプセルを摂取してもらい45分後に超音波によってFMDを算出しました。その結果、摂取したレスベラトロールの量が増えるにしたがってFMDの値が高くなる傾向があることが判明しました。

ということはレスベラトロールを摂取すると血管が拡張して柔軟さが増すことで動脈硬化を起こす危険性が減るということになります。

以上のようにレスベラトロールは代表的な血管・血流障害である動脈硬化を予防する成分として期待され、今も研究が続けられています。